赤ちゃんの寝返りに必要な筋肉

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こんばんは。今日は寝返りの部分のみ、少しマニアックなことをひたすら調べて勉強していました。

寝返りについて

生後5~6か月に寝返りをする時期ですね。早いと生後4か月、遅いと生後10か月に寝返りをする子もいるので、個人差が大きく、5~6か月というのは目安でしかないです。

寝返りの前に、赤ちゃんは頭から成長・発達をしていきます。

順番としては首→腰→足。

生後3か月くらいには首が座り、生後5~6か月で寝返り、生後7か月くらいで腰がすわり、ずりばい、生後8か月くらいでハイハイ→1歳前後で歩行をしていきます。

寝返りをするには、首(頸部)がしっかり座っていて、重力に逆らうことができるくらい筋力が発達していることがまずは必要条件です。

生後2か月くらいになったらうつぶせ寝を訓練していきましょうね、と言われるのも、筋肉の強化のためにも行いますよ。

うつぶせの状態から、次は手足を上げて、飛行機のポーズをとる赤ちゃんがたくさんいますよね。

それは胸椎(胸)と脊椎(腰)を縮ませたり、伸ばしたりすることができるようになったことと、手足が重力に逆らう筋力ができたことからです。この飛行機ポーズをとるようになってきたら、寝返りの準備が少しずつ始まっていますよ。

寝返りの細かい順番

寝返りは体軸内回旋をしています。

体軸内回旋の主動作筋は外腹斜筋と内腹斜筋です。

まず頭部から上部体幹への運動をします。(首を横に向けて、上半身がその向きに向く)

下部体幹を回旋させます。外腹斜筋と内腹斜筋の筋活動が一緒に動かず、逆転することで体軸内回旋ができます。

頭部→上部体幹の運動の時に下部体幹は動いてはダメです。動かないために床を押さえつけるように大腿直筋などの膝関節伸展筋が活動します。

首の動きも重要で、少し屈曲(顎を引く)ことによってその後の寝返り動作が容易になります。

首が屈曲するのに、胸鎖乳突筋や頭長筋、頚長筋などの屈筋群が働きます。

なので、寝返りに重要な筋肉は、(首が座っていて、飛行機のポーズがとれていること前提)外腹斜筋と内腹斜筋、下半身の筋肉、さらに胸鎖乳突筋や頭長筋、頚長筋です。

なにって、必要な筋肉、ほぼ全身(笑)

寝返りを行うことで、首、腕、腰、足の筋局アップにつながり、次の動作:腰座り、ハイハイにつながっていきます。

赤ちゃんが少し太り気味だったり、服を着せすぎ、床がふかふかしているなどで寝返りができないときもあるみたいです。環境は整えてあげましょうね。寝返りないよりあった方がいい。

筋力アップのため、また神経系を刺激するためにベビーマッサージとても効果的です。

ここに手があったのね、足があったのね。こうやって動かすんだね。っていうのが少しずつ赤ちゃんが理解していけば、成長・発達につながりますよ。

気になるかたは、レッスンにご参加くださいね♪

次回8/7(月)は豊川レンタルスペースTOCOTOCOさんにて

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ではっ、おやすみなさい♡